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Channel: みゃうのリカバリーをする前に
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バッチファイルでプリンターを追加する

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大量展開等の場合、1台1台、ドライバーをセットアップするのは大変である。すべて同じプリンターを使用するのであればマスターのイメージにプリンタードライバーをインストールして展開すればいいが部署ごとに異なるパターなどにはそうもいかない。
バッチファイルでインストール出来れば、スクリプトの組み合わせでホストごとや部署ごとに展開などできます。

プリンターのインストールには主に3つのスクリプトを使います。
なお、これらは必ず管理者として実行で実行します。

まずは、最初にプリンターポートの作成です。

CScript C:\Windows\System32\Printing_Admin_Scripts\ja-JP\prnport.vbs -t -r <ポート名> -h <IPアドレス> -o raw -n 9100

ここでは、USBやローカルポートの場合には使用しません。


次は、プリンタードライバーのインストールです。

cscript C:\Windows\System32\Printing_Admin_Scripts\ja-JP\prndrvr.vbs -a -m "プリンタードライバー名" -v 3 -i "フルパスでINFファイルの場所を指定"

ここが一番失敗しやすい場所です。既にドライバーが入っている場合などは不要で、USBプリンターの場合にはこれだけを設定します。

最後がプリンターの追加

CScript C:\Windows\System32\Printing_Admin_Scripts\ja-JP\prnmngr.vbs -a -p "プリンター名" -m "プリンタードライバー名" -r <ポート名>

ポート名の部分はネットワークプリンターであれば、IPアドレスが入り、ローカルポートの場合には LPT1: のような形で入ります。
USBプリンターの場合にはドライバーのインストールさえインストールされていれば、USBで接続すれば勝手にプリンターは追加されます。


さて、失敗しやすいポイントとしてはドライバーのインストールの際でよくあるのは
エラーコード 57
ドライバーファイルの指定した場所に適切なプリンタードライバー名がない場合に出ます。

プリンタードライバー名は" "で囲われた部分が該当します。下記の場合、FX DC-VIC7771 PSPX72 PDF h2が該当します。

[FUJI_XEROX_PDFDriver.NTamd64]
"FX DC-VIC7771 PSPX72 PDF h2" = INSTALL_PDFDRIVER_FILTER_PRE_VISTA_64, LPTENUM\PDFDriver_Printer

また、プリンター名は任意で付けられますが、( )は使わないこと、かっこなど使いたい場合は【】で代用しましょう。



もう1つはプリンター ドライバーを追加できません エラー コード -2146500030

これは、WHQLに対応していない場合で残念ながらこの場合はスクリプトでは難しいようです。

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